会員の活動

2014年10月12日 (日)

RPSスイス支部役員が日本支部を訪問

 RPSスイス支部で財務担当役員を務めるロブ・C・カーショー(Rob C Kershaw =ARPS=)氏が業務出張で来日、10月11日に三宅理事長を表敬訪問しました。(日比谷事務局長が同席)RPS海外支部のメンバーが日本支部を訪問するのは今回が初めてです。P1070040
 面会は大変和やかな雰囲気で進み、三宅理事長は日本支部が紹介された「Portfolio 3」(RPS本部発行)や支部の会報などを示しながら、支部活動について詳しく説明しました。一方、カーショー氏からはスイス支部の現状について①会員は約20人②居住地が点在しているため一堂に会するのは難しく、活動はネット上で情報交流が中心…などの説明がありました。
 三宅理事長とカーショー氏は両支部の今後の友好関係を確認し、支部間での作品交流も検討することになりました。
 カーショー氏は長くイルフォード社に在籍、昨年6月まで日本法人の社長を務めていました。その後退職し、現在は今年起業した貿易関係の会社を経営しています。なお、写真撮影ではペンタックスを愛用しているとのことでした。

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2011年7月17日 (日)

日比谷会員の二人展 「光の造形・大地の輝き」

中国の奇観日本のメルヘン

 日比谷義男会員と小平信行氏は、大学の写真サークルの仲間とのこと。約40年ぶりに写真展を開催します。Hpdm

小平信行・日比谷義男写真展「光の造形・大地の輝き」

会 期: 2011年8月14日(日)~20日(土) 11:00~19:00

会 場: 東京交通会館 シルバーサロンB (地下1階) 東京都千代田区有楽町2-10-1  電話 03-3201-5665(会場直通)

写真展の趣旨と内容について日比谷氏から以下のメッセージがありました

 自然がつくり出す不思議で、魅惑的な光景を捉えた写真展。光と水があやなす中国の黄龍・九寨溝(世界自然遺産)の奇観、日本の森で、接写の目が見つけたメルヘンのような世界など、写真ならではの表現で自然の魅力に迫る作品、約25点で構成。

小平信行氏の作品Photo_3Photo_4 『切株の噴火口』 『大空へ』

                                             

             

             

             

             

             日比谷義男氏の作品Photo_5Photo_6 『九寨溝・五彩池』 『黄龍・五彩池』 

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2011年5月21日 (土)

RPSJの仲間 ギデオン・ダビットソン氏が参加

フォトクラブ写楽 第16回 写真展Dmimage003

 ギデオン・ダビットソン(Gideon Davidson)氏は英国人で、RPSJの仲間です。毎年、私たちの写真展に出展し、会場を盛り上げてくださっています。彼から事務局へ写真展の案内が届きました。要項と案内の原文、およびギデオン氏の作品を掲載します。

フォトクラブ写楽 第16回 写真展

会期:5月17日(火)~22日(日) 10:00~18:00(土日は~17:00)/会場:松戸市文化ホール 市民ギャラリー(松戸伊勢丹ギャラリー)Image003_2

Invitation!

I'm hoping you can make it to my photo exhibition, running next week in Matsudo, just a short stop from Kashiwa. The theme is nature, pure and simple, with the beauty of Japan. It would be great to have you there to share the experience together, with some very high quality prints of what I consider to be some of my best photos ever!

The Time....... 5/17-5/22 10:00am-6:00pm, though the first day (Tuesday 5/17) starts after 1:00pm. 5/21 & 22 (Saturday and Sunday) finish at 5:00.

The Place...... Matsudo Isetan Gallery (4th Floor, near the west exit of Matsudo JR station, see map below)

I'll be there... On Saturday and Sunday afternoon after about 1:00 pm. Maybe I'll be there other times, too... but if not, there are plenty of people to show you around, who will be very happy to see you and show you their photos as well.

Hpimage001Hpimage002

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2011年5月 3日 (火)

木了会員が参加…伊豆高原アートフェスティバル

Hpimg_2 「伊豆高原アートフェスティバル」とは、伊豆高原一帯を会場として、写真のほかに絵画、工芸、陶芸、ガラス細工、デザインなど、83の個人、団体が参加する多彩なアート展です。毎年5月の1か月間開催されます。今年は19回目を迎えました。

 木了俊介会員は伊豆に拠点を構え、水をテーマに撮影を続けています。作風は、漢文・漢詩で付けられたタイトルが示すように幽玄、深遠で、根源的です。今年も、第19回伊豆高原アートフェスティバルに参加出展しています。ご高覧いただけたら幸いです。

「木了俊介作品展」

会場:ホテルアンビエント伊豆高原 2Fギャラリー(伊東市大室高原3-490 ☎0557-51-1666 マップ参照〈ポップアップ可〉

会期:2011年5月1日(日)~5月31日(火) AM10:00~PM17:00

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2011年4月 1日 (金)

斎田和夫 写真集『自然に生きる』

「斎田写真」の集大成Hpp3160513_3

 斎田会員は、中学時代から写真を始め、茨城大学では写真部を創設、カメラメーカーに就職し、カメラの設計まで手がけました。まさに写真とカメラのスペシャリストであり、エキスパートです。本写真集は、1.半世紀前の記録より(国内編) 2.ネパールの人々 という2部構成で、昭和23年撮影のモノクロスナップから出版直前に撮影されたネパールのカラー作品まで100点以上が収録されています。

Hpp10p3160524_2 昭和20年代といえば、戦後の不安と耐乏が残っている時代です。しかし、被写体の人々は明るく生き生きしています。紙芝居を見る子どもたちの顔にはドラマに夢中になっている無邪気な表情があり、日比谷交差点付近を歩く母娘の相合傘は、ほほえましい風景です。Hpp54p3170535ネパールの写真にも斎田会員独自のやさしくも厳しいカメラアイが感じられます。林喜一日本支部会員(全日写連関東本部委員長)が、巻頭の「写真集発刊によせて」で書いている“斎田流写真美学”とは、このことでしょう。Hpp58p3160516_3巻末に掲載された著者の言葉を引用します。

 「何故私がここまでネパール撮影に集中してしまったかと申しますと今世界でも貧乏国と云われ、経済成長率0%のネパール王国を観たとき、私が第1章で取り上げたモノクロ写真を撮影した、半世紀前の日本での体験Hpp16p3170542_2に非常に似ているイメージを受けたのです。それは人間を愛する心が、昔私が水戸の街、田舎で観た親子、兄弟、夫婦、隣人、そして同僚の間に根深かった。と同じ様にネパールでも深かったのです。そのイメージを写真を通して表現したかった。……」

Hpp28p3170530 斎田会員はマミヤ-光機在職中、長年にわたる撮影体験を生かしてマミヤ6を設計された。それを愛用しているということです。自身が設計した道具で仕事をするのは理想的ではないでしょうか。体裁:縦258㎝×横265㎝判、4C114ページ、2,700円(税込)、㈱北都 刊(☎025-385-4333)

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2011年3月15日 (火)

石橋/斎田 2会員入選

第71回 国際写真サロンHpdm_2

 1927年の第1回展以来71回目を迎える国際写真サロンは、もっとも権威ある国際交流写真展です。今年は国内、海外から総計8630点の応募があり、合計130点の入賞と入選が選ばれました。英国王立写真協会 日本支部の石橋哲子会員と斎田和夫会員が入選しました。

 東京展は、キヤノンのオープンギャラリー品川(キヤノンSタワー2F)で開催されます。会期は4月5日(火)~5月2日(月)です。その後、全国9か所でも開催予定。(下のDMのポップアップ参照)。Hpdm_3

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2011年2月16日 (水)

Feel British イギリスぽいってどんなこと          24日17:00まで

第9回 英国王立写真協会 日本支部写真展Hp9dm

 英国王立写真協会日本支部の今年の写真展テーマは『FeeL British イギリスぽいってどんなこと?』です。日本支部会員として本部のあるイギリスを少しでも紹介できたらという趣旨で決められたテーマです。できればイギリスへ撮影に出かけたいのですが、いろいろな事情で、特撮は無理です。支部員のほとんどはそうでしょう。Hp9rpsj110215そこで、日本国内、国外でイギリスを探して撮ろうということになりました。もちろん、イギリスで撮影された作品は歓迎です。以下に、 あいさつ文を掲載します。写真展の展示要項は、DM(ポップ可能)をご参照ください。British scentを感じていただけたら幸いです。

第9回 英国王立写真協会 日本支部写真展「Feel British イギリスぽいってどんなこと?」

 日本はイギリスから多大な影響を受けてきました。政治、鉄道、郵便制度、庭園、建築、演劇、語学、教育、スポーツなど、それらは今でも私たちの日常生活に深く浸透しています。Hpp2188743 そこで、英国王立写真協会 日本支部は、本部のあるイギリスをすこしでも紹介できたらという趣旨で、「Feel British イギリスぽいってどんなこと?」というHpp2188779_2テーマを決めました。本場イギリスの風景や人々のほかに、日本国内および国外で探した英国風スピリットを撮影してみました。 イギリス再発見の試みです。日本支部会員の意図とチャレンジをご理解いただけたら幸いです。  2011年2月18日 英国王立写真協会 日本支部

 私たちが所属する英国王立写真協会を紹介するため、ホームページや写真展での公式PR文を以下に掲載します。

英国王立写真協会及び同日本支部プロフィール

 英国王立写真協会(RPS)は1853年、英国王立美術協会の傘下団体として発足した世界最古の写真協会です。1894年ヴィクトリア女王の勅令によってロンドン写真協会からRoyal Photographic Societyに改称され、英国Bathに本部事務局を設けて今日まで108年の長きにわたり、学術論文、新聞、書籍、会報等の刊行、会議、セミナー、研修会、展覧会の開催等の活動を通じて、世界的規模で「科学の発展とその活用の奨励」に寄与しています。2003年には、創立150周年記念式典が催されました。現在は英国王立典法による特別公益法人となりました。現在、世界各国にわたる多数の会員は、本部活動に参加する一方、会員の地域的連帯を高めるために会員在住国または環太平洋地域で支部を結成し、それぞれ活発な活動を展開しています。

 日本支部(The Royal Photographic Society Japan Chapter: 略称RPSJ)は、150余年の歴史をもつ王立写真協会本部直轄の日本支部として1996年9月に結成されました。写真展や講習会の開催のほか、日本支部の会報を年3回発行しております。

 入会ご希望の方は、日本支部のホームページからアクセスしてください。  http://www.rps-japan.org/

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2010年11月 3日 (水)

第5回 リレートーク 『二つの世界』後編

Hpp9224702「英国と日本」 三宅善夫

 リレートークでは、「写真と俳句」に続いて三宅会員の英国体験が語られました。この後編では、「英国と日本」の比較論をレポートします。言葉の端々に「郷に入っては郷に従う」を実践された三宅会員のフレキシブルな対応と創意工夫が読みとれ、たいへん参考になりました。なお、前編もご参照ください。(レポート:豊田芳州)

 まず、私と英国のかかわりについてお話します。1974年、会社の英国進出の足掛かりとして派遣されて以来、予期もしない10年の滞在になりました。英語のプライベート・スクールに始まり、200年の歴史を持つ英国第一位の証券会社のトレイニーとなり、難しかった事務所開設認可とレーバーパーミットを取得し、事務所開設、支店昇格、現地法人の設立までこぎつけました。その後、スイスとフランスでも事務所開設、現地法人を設立しました。Hpp9224719人脈の広がりからオランダに合弁会社を設立、当初3年の滞在アサイメントであったはずが、10年が経ちました。これが当時のパスポートであり、無期限滞在許可を取得しました(写真右)。分厚いのは、永久ビザがシールで留めてあるからです。仕事の関係で訪れた国は41か国になります。British Passportも取得できたのですが、それにより日本国籍を喪失しますよと日本大使館に言われ、断念しました。

Hpp9224685 10年間の勤務期間には、悲喜こもごも得がたい経験をしました。日本からの派遣社員は当初2名でしたが、のちには100名を超える所帯になりました。証券業から冠婚葬祭、出産、教育問題、エンターテインメント、テニス、ゴルフ、サッカー、旅行など、いろいろなノウハウを会社のためだけでなく、続々と対英進出される日本企業の方々にもお伝えしました。

 当時働いていた三洋証券の土屋会長のおかげで、随行員としてエリザベス女王陛下に拝謁する機会もありました。残念ながらその時の写真はありません。そのレポートを会長が社内誌に書かれたもののコピーがありますので、ご披露します。招待状はコピーをご覧ください。Hppp9224677女王陛下にお会いするときは特別な言葉使いがあり、こちらから話す場合は、Your Majestyと申しあげ、お言葉を賜ったときには、Yes, Mam.でお答えいたします。大使などにはYour Excellency…を使います。皇室の方々にはYour Highness…で始めます。

 英国ではクラブ組織が大切で、どこの会員であるとか、だれだれと親しいかがつきあいで大切になります。“My word is my bond”(言葉は証文である)ということが大きな教訓でした。文書を取り交わしていなくても一度言葉になったことには責任があります。これを守らないとつきあってもらえません。これが証券取引はじめ商取引の基本です。英国人と米国人の違いは、「ドアが1枚あるか2枚あるか」だと先輩の教えがありました。最初のドアはすぐ開かないのですが、いったん親しくなると一生の付き合いに発展します。いまでもいろいろな方々とクリスマスカードを交換しております。

 公私の思い出になる写真を整理しなければと思います。私の会った国内外「100人の人」の写真集は何とかしたいと考えています。すでにデータは100人以上集まりましたが、肖像権の問題もあり実現まで時間がかかりそうです。

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2010年10月23日 (土)

第5回 リレートーク 『二つの世界』前編

Hpp9224674_2「写真と俳句」 三宅善夫

 三宅会員は40~50代に約10年間、証券マンとしてイギリスに滞在されました。その間、英国の伝統的な生活と正統的なつきあいを体験していらっしゃいました。帰国してから本格的に写真と俳句を学ばれたそうです。リレートークでは、三つの比較論についてお話しいただきましたが、ここでは「写真と俳句」および「英国と日本」の比較論とアナロジーについて要旨を掲載します。前編は『二つの世界…写真と俳句』です。三宅会員の話をうかがうと、俳句を詠むことにより被写体(対象)と写真家の関係がより親密になるように感じました。(レポート:豊田芳州)

 写真にかかわるきっかけは、長兄がライカとローライコードを持ち、自宅に暗室を造っていたので、その影響が強くあります。その後、証券会社の国際部で外人の接待、海外出張などの記録としてカメラを使ってきました。1985年10月に帰国したとき、社団法人・日本証券経済倶楽部に入会し、そこの文化活動で写真と俳句の会に入りました。写真は、富士写真フイルムの高石泰次先生とコニカの松野正雄先生(皇室写真家)の指導を20年間受けました。Hpp9224670人物と祭りが中心です。神田明神、浅草三社、鳥越神社、博多山笠、長崎くんちをメインにして、祭りの人間関係を大切にして、幅を広げず深く撮影してきました。

 俳句は、学生時代に俳句ができないと卒論をうまく書けないと言われて始めました。1985年の帰国当時、自己流でしたが本気で写真俳句を始めました。NHKの番組より早い時期だったと思います。俳句は石川黛人先生に指導たまわりました。1枚の写真に一つの句を添えますと、撮影の背景、心理状態などが走馬灯のように浮かんできます。 2007年、NHKは「フォト575クラブ」という番組を開始しました。「かけがえない一瞬を、忘れたくない思いを、写真と言葉で描いてみませんか」というキャッチフレーズでした。「松尾芭蕉はカメラマンだった」とNHKの番組で解説がありました。芭蕉の鋭い観察力と洞察力はカメラマン的であるということなのでしょう。また、俳句と写真のアナロジーを伝えたかったものと思われます。

 写真と俳句の共通性に「現場主義」が挙げられます。どちらも情景を前にしてシャッターをきり、句を詠む点は同じです。私は自分で見てきた、訪ねてきたところ以外は詠まないことにしています。こたつに入って、俳句歳時記を見ながら上と下をいろいろ組み合わせると立派な句ができますが、そういう句は、すぐ先生にばれます。Hpp9224652_2写真と同様に、最近はいつもカメラを持っているので、どこへ行っても写真を撮りながら良い句ができるナ思っていても、帰りには忘れています。 あまりにたくさん撮影するからでしょうか。俳句では写生と言いますが、写生とは被写体を自然に正確に撮影することに匹敵すると思います。次に、家に帰ってパソコンで明るさやトリミングを調節します。これは写真の応用技術になり、俳句の推敲に匹敵すると思います。しばしば、先生に指導を受けますと格調の高い句に完成します。写真でも後で調整しないと写真のクウォリティーは撮ったときのままで終わってしまうと思います。

 写真と俳句に共通する大事なことは、心ではないかと思います。俳句は、何をどう感じたのか、心理描写で心の動きを詠み込むことが必要ですが、写真も迫真的な雰囲気や感情など人々に訴えるような心の状況が込められた写真を撮りたいと思います。撮影会に対して、俳句では吟行というのがあります。例えば、10人ぐらいで場所を選んで出かけていっていくつか句を詠みます。お昼に集合してそれぞれ5句ずつ提出して、50句を合評して順位を決めます。その中に自分の句が入っているか否か、厳しい判定が下されます。俳句には、たいへん競争的でタフな一面もあります。  写真と俳句を一体化した権威ある元祖は、伊丹三樹彦(1920年~)という方です。1969年(昭和44年)に「ヨーロッパ吟旅」を実施し、帰国後、写俳運動を開始しました。40か国で写俳活動を続けていらっしゃるそうです。

私の写真俳句をご披露します。(スペースのつごうで一部を掲載します。写真はクリックでポップアップします)

鳥の目に 合焦マーク 寒桜

「合焦マーク」という言葉は、俳句しかやらない人にはわかりません。俳句の練達な方々には、「合焦」は良い言葉という評価を得ました。俳句にも「ピント合わせ」があるということでしょうか。Hpp9224687_2

教え子の 美しくあり 五月晴れ

今年の長崎くんちの当番が諏訪神社へお参りにいった帰りを撮影したものです。モデルの女性は知り合いで、活水女学院の卒業生です。句会で評価されたとき、状況を聞かれたので、キャビネ判のこの写真を見せて納得してもらいました。

啄木忌 白砂に跳ねる 少女あり

撮影会で、下田の海岸へモデルを連れていって撮影しました。暖かい春の海の情景を詠みました。「啄木忌」(4月13日)は春の季語です。

夕焼けに 明日の幸せ 祈りつつ

私が撮影したモデルさんでは、この人がいちばん美人でした。現在はアメリカへ行って女優になっています。伊豆の撮影会で、シャンパンを飲む場面を撮りました。渡米することがわかっていたので、祝福の気持ちで詠み、撮影しました。Hpp9224692

厳かに 献茶の儀式 若葉風

去年の神田明神の献茶式です。撮影をお願いいたところ、宗匠さんから正客の席を与えられました。移動してもかまわないと言われましたが、静寂の中でシャッター音が気になり、緊張してあまり撮れませんでした。

風車 百万弗の 笑顔かな

私の孫の写真です。これほどの笑顔はめったに見たことがありません。風車は高校の体操部の先生からいただきました。竹細工が得意な方で、いろいろなところへ竹細工を寄付していらっしゃいます。現在100歳です。この写真も私の思い出になっています。

夏の朝 輪島に光る お母さん

モデルはツルモトタケコさんという方で、朝市の華です。子どもがそばにいました。「伯父も写真をやっています。がんばってください」と励まされて別れました。品物の荷札に住所が書いてあったので、キャビネ判を送ったところ、お店(夜は飲み屋になる)のお客が「良い写真だとほめてくれました」というハガキが来ました。そこで、クリスマスに引き伸ばしたプリントを送ったところ、私の事務所に魚のトロバコが届きました。

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2010年10月 6日 (水)

田中宏明会員 総合写真展に3点入賞

「公募で自分の作品を世間にさらす」

 田中会員の作品が、第14回総合写真展で3点入賞しました。作品は次の要項で展示されます。会期:10月27日(水)~11月1日(月) 9:00~17:00(最終日は12:00まで) 会場:東京都立産業貿易センター・浜松町館 3/4階ホール(☎03-3434-4242)

作品と出展意図は以下のとおりです。

Hp_7優秀賞 『廸』(みち) 〈不士山日記〉より 12月の満月の富士山は家族の名まえの一字をとり題名とするようにしています。廸とは妻の廸子からとりました。廸はお経の一字で、星から星への距離とか道のりの意味があるらしく、富士から月へ(地球から月へ)という意味で、写真にぴったりの題名になりました。

Hp_2入選 『安』 〈富士さん日記〉より 赤富士は縁起の良い富士山の横綱であります。題名の安は、安らかな生活ができるようなパワーをもらえる気がする。ときどき絵画では、富士山をあまり見ていない方が赤富士を画かれているときがあります。絵の手法ですばらしイメージの作り方はよくわかりますが、写真を写す立場から見ると少し残念です。また、絵画でも大判カメラで写したくらい写実的な作品を見せられることもあり、絵画世界はどちらも意味があり価値のあるもので勉強させられます。

Hp_3秀作 『小さな絆』 〈絆物語〉より 息子と、その長女「凛」のひと時。親子の小さな絆によって幸せの一場面。子どもの見つめる目が八方睨みとも思われるところがおもしろい。

 公募展について田中会員から次のようなコメントが寄せられました。

私にとって写真とは何だろう

 作品は、自分の感性であり、写真という子どもであると思います。しかしながら、大切な作品、わが子と同じだからと大事に箪笥の引き出しに入れっぱなしにせず、個展で展示してきました。写真家たちの目にさらすことで、もまれ、誉められ、求められ、きつい指摘を受けたり、愛という作品のいじめにも会いました。それを繰り返すことによって作品に責任が生まれ、私は成長させていただき、それが生きがいとなっております。

 個展と公募は似ているようですが、少し違うと思います。公募は自分の作品を世間にさらす一番良い方法です。出品したときはまな板の鯉です。審査結果が発表され、入賞作品をよく見ればそれは納得できます。しかし、そうだからといって自分の写真に対する信念を変える必要はなく、自分を通すべきであり、その中から良い作品を制作していくことが大切です。すなわち継続は力なりと信じます。

 写真は静止画であり動画ではありません。映画1本2時間なら、写真はお茶を飲みながら2時間以上眺められる作品を制作したいものです。

「アートラインかしわ」へ参加Hp_5Hp

 田中会員は今年も地元の芸術祭「アートラインかしわ2010」に参加します。作品の展示要項は写真右参照(ポップアップ可)

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